梟、駆ける。

社会人野球やクラブチームなどややニッチな野球記事や雑記を投稿。

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台湾BL(ボーイズラブ)を感じに台北まで行ってきた(前編)

いきなり本題に入るが、『BL』という単語をご存知であろうか。



『BL』とは『Boys Love(ボーイズラブ)』という男性同士の同性愛を表現した作品のことである。一部の女性層達が愛して止まない文化のことらしい。



この『BL』という文化、近年においては二次元上の作品だけではなく、生身の三次元にまで広がっている印象さえある。例えば、『おっさんずラブ』という作品をご存知だろうか?実際にドラマを観たことはないのだが、毎週この番組が放送されるとtwitterのTLが『おっさんずラブ』の内容で溢れかえっていた。





そう、男性同士の同性愛というのは二次元のみならず三次元にまで広がっているのである。文化における『BL』の浸透化はえげつないものになっている。



『このBLという日本文化、もうすでに海外にまで広まっているのではないか?』



(いたらんことに)好奇心旺盛な私は、はるばる親日国・台湾まで出向いたのであった。



ちなみに筆者は男であり、台湾には無論、別の目的で行ったことを先に謝らせて頂く。題目詐欺謝謝

台湾の首都・台北にまで進出していたanimate

台北に来て驚いたのは、日本のアニメや漫画がすでに浸透しきっていたことである。地下街には至るところにゲーム屋さんがあるし、アニメのポスターなども貼られている。『あれ、ここ日本だっけ…』と錯覚に陥ってしまったのである。



さて、今回の目的地はanimate台北店である。そう、日本各県に点在しているオタクを喰いものにしているあのanimateである。



www.animate.co.jp



ちなみに台北駅から徒歩圏内で行けるので、台湾に行く機会のある方は興味本位で一度行ってもらいたい。いざ、潜入。

台湾のanimateに潜入してみた

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台北のanimateは地下街にあり、様々な漫画やコミックなどの広告が貼られている。その光景は日本と何ら変わりがないようである。また、台湾独自の漫画もたくさん出ていることが分かった。さすが台湾、二次元における先進国である。



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とは言いつつ、まだまだ日本の漫画やアニメ作品が大多数を占めているので日本人も安心して物色することができる。現地でもオタクホイホイされているアニ豚台湾の方が多く見られた。

衝撃!これが色めき立つ『台湾BL』だ!

それでは今回の目的である台湾BLコーナーを探してみる。おそらく探すのは容易であろう。なぜなら、animateに入ってすぐの入口にBL漫画家が描いただろう絵や漫画が展示されていたからである。この時点で台湾の二次元文化にBLが浸透していることがビンビンに伝わってくる



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そして台湾的BLコーナーはいとも簡単に発見された。


※性的な表現が写っている写真にはモザイクをかけております


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うん(おぉ…)



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なるほど(賽力堅強的怪癖作家…?)



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これは(絶頂桃花とは意味深な)



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なかなか(一文字一文字が卑猥的だ)



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どうして(全糖主義とかいうパワーワード)



一般的なノンケ男子の私でも分かる程の桃源郷の世界である。日本の一般的なBLコーナーにある本の背表紙と比較すると、肌の露出やエロチックな要素が晒しだされているような気がした。なるほどこれは男性でも腰をかがめないといけないかもしれないワイ、ノンケちゃうかもしれんな…

台湾BLの特徴と一つの疑問点(そして後半に続く)

一時、その衝撃に圧倒されたが、台湾女子から『変なおっさんがBLコーナーで本をガン見している』と店員に通報されないようにBLコーナー全体を物色してみる。



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なるほど、そのまま日本から輸入されたBL漫画コーナーもあり、ひとくくりに『日文書籍BL区』というコーナーでまとめられている。なにやら経済特区のようなイメージを彷彿とさせる。



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日本同様、発刊予定のBL漫画も予約できるようである。大半が日本の作品であるが、入荷される時期もそこまで差がない。台湾の翻訳会社の人達仕事が早すぎるのでは。



ふと、ここであることに気づく。



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新刊コーナーに置いてあるBL漫画は日本作家のものばかりで、台湾作家のものはほとんどといってない



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その代わり、一番見やすいところにBL小説が置かれている。こちらはほとんどが台湾作家のものであり、日本作家のものは置かれていない。しかも表紙が綺麗なデザインで施されており、パッと見てもソレ系の本だとは分からないのである。



『そういえばさっきの色めかしい表紙も小説だったな…それにしても台湾産のBL漫画はどこにあるんだろう?』



突発的な思いで台湾BLを求めにやってきた台湾の首都・台北。しかし、そこで出くわしたのは台湾BLに対する一種の謎であった…。



(後編の記事はこちらになります!)
www.shinya-owlnet.com

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